実績豊富で利用満足度が高い査定士は、楽器の種類、製造年、状態、希少性などの情報を、正確に割り出し適正な買取価格を提示してくれます。
そうした査定士は、やはり有名系列店で口コミ評価が高い企業に在籍していることが多いようです。
また、査定価格を他社と比べることで、買取金額の調整に応じてくれる業者もあります。事前に相場感を把握しておくことで、査定結果が大きく変わってくることがあるので、気になる業者には、まず問い合わせをしてみましょう。

中には、素人同然のような従業員が査定を担当する業者も多数あります。
業者のホームページには、査定士の過去の査定実績や在籍年数などを掲載していることがあるので、しっかり確認しましょう。
また、専門の査定士は、独自の販売経路を持っていることが多く、流通マージンを抑えられるので、高く買い取ってもらえるケースがあります。
口コミサイトに記載されている情報や、お店のホームページ、査定前にする見積もりのお問い合わせ段階で確認してみることをおすすめいたします。

多くの業者では、期間限定で査定増額キャンペーンが開催されていることがあります。通常時の買取金額から大幅に増額されることがあるので、売却前にキャンペーン情報は必ずチェックしましょう。
1円でも高く買い取ってもらいたいという方はいろいろなお店を比較してから買い取ってもらいましょう。

当然ですが、楽器の汚れや錆は、査定額を落とす原因になります。
セルフメンテナンスで良いので、可能な限り綺麗にしておきましょう。
金管楽器の場合は、ガーゼで優しく、内側と外側の汚れを落とすだけでかなり印象は変わります。
木製楽器にはアルコールや薬品の使用を控えてください。
どうしても薬品を使いたい方は、専用のクリーナーを使用するようにしましょう。
こちらも当然のことながら、ピッチ感は安定していた方がいいので、できる限りチューニングの狂いは事前に調整することをおすすめします。
また、ケースや備品の有無も買取価格に大きく影響するので、忘れずに同封するようにしましょう。

高く買い取ってもらいたいなら、複数社に査定をお願いするのが一番です。
会社によって、買取に強い楽器の種類があり、A社は1万円、B社は1万5千円といった違いが出ることもよくあります。
また、複数社に査定をしていることを伝えると、金額を少し上げて提示してくれることも。
もし高く売りたいと考えているなら、複数社に依頼をしてみましょう。